学校給食用牛乳の風味変化(異味・異臭)について
埼玉県学校給食牛乳協議会
昨年6月に茨城県、9月には埼玉県で学校給食用牛乳(学乳)の風味変化事例が発生しました。本県での発生時には、学乳供給に関係している皆様方に、ご迷惑とご心配をお掛けいたしました。お詫び申し上げます。今回の風味変化については、埼玉県が行った検査でも食品衛生法上の問題は認められなかったことから、生乳(牛から搾ったままの乳)の風味の違いが原因であると判明しました。
牛乳は、生乳を殺菌し、紙パックやビンへ詰めただけなので、生乳の特徴がそのまま出ます。生乳の風味は、牛に給与している餌、飼育している環境、牛の年齢、季節等によって少しずつ異なります。極端に言えば、同じ牧場の生乳でも、毎日、違っているのです。
牛乳の風味変化について、皆様や児童生徒の方に少しでも理解していただくために、牛乳に関係している団体が、牛乳の風味に関する冊子やパンフレットを作成しています。今回は、その内の二つを紹介します。これらは、右に示した方法でダウンロードできます。是非、お読み頂き、先生方や児童生徒さんに牛乳の風味変化についてお伝え下さい。
- 牛乳は生きている(一般社団法人Jミルク)
A4版31頁の冊子で、給食関係者の方々を対象としており、食育活動にも利用できる内容となっています。「Jミルク」のホームページからか、「牛乳は生きている」で直接検索して下さい。 - え?牛乳の味って変わることがあるの?(一般社団法人日本乳業協会)
A4版の見開きで、児童生徒さん向けに作られています。「日本乳業協会」のホームページから、「普及活動」、「パンフレットのご紹介」へと進んで下さい。
【お問い合わせ先】
埼玉県学校給食牛乳協議会 さいたま市浦和区高砂3-12-9 TEL:048-829-3377
給食会報175号(平成30年4月)から