「ポンデ・ドーナッツ（チョコがけ）」の賞味期限切れ事故の調査結果及び再発防止対策について（ご報告）

　去る3月9日（火）、本会から学校へ納品いたしました標記食材に、一部賞味期限切が切れたものが混入し、喫食されたお子様、各関係者の方々に多大な御心配と御迷惑をおかけし、心よりお詫び申し上げます。
　この度の件について、調査結果及び再発防止対策がまとまりましたので以下のとおりご報告いたします。
●　調査結果
　　この度の混入原因といたしましては、賞味期限が過ぎたサンプル品が廃棄されずに取扱食材棚に　
　置かれたこと、そして品揃え担当者が賞味期限を十分に確認せず、出庫したことが原因でありまし
　た。
　　サンプル品とは、味の確認及び学校への試供品などに使用するものです。
●　再発防止策
（１）品揃え及び納品する際の対策
　　(ｱ）品揃えする際は、必ず2名（ダブルチェック）の担当者で賞味期限等の確認を行い、再発防
　　　止を徹底します。
　　(ｲ)  学校への納品時に本会配送担当者、検収担当者と相互に賞味期限等の確認作業を行いま
　　　す。
（２）食材管理の対策
　　(ｱ)  取扱食材とサンプル品の区分管理
　　　　サンプル品の区分保管を明確にし、サンプル品棚には「サンプル置き場」のプレートを設置
　　　しました。併せて食材課職員以外の立ち入りは禁止としました。
　　(ｲ)  取扱食材の賞味期限確認について
　　　　学期ごとに行っていた棚卸（実残数・賞味期限の確認）のほか、新たに月一回の頻度で担当
　　　職員が賞味期限の確認を行い、その際担当外職員も立ち会うものとします。
　　(ｳ)  サンプル品について
　　　　新規食材として取扱開始（学校からの初回注文）時に、取扱食材とサンプル品という使用用
　　　途が違う食材の混在を防ぐため、サンプル品は賞味期限内であっても速やかに廃棄処分いたし
　　　ます。
　　(ｴ)  不適合食材の管理
　　　　不適合食材の廃棄処分時には、処分漏れがないか責任者（食材課長）が点検・確認を行いま
　　　す。

　今後は、徹底した再発防止策を講じて県民の皆様の信頼回復に努め、更なる安全・安心な学校給食の食材供給に努めてまいります。